こんにちわ!ふみくんです
防災の対策をしてきたけど、本当に災害が起こった時どうすればいいのかわからないよ💦
地震が起きた場合どうしたらいいのかな?
このような悩みに答えていきましょう!
この記事を読めば地震が発生時の場所ごとの対処方法・地震発生直後のNG行動・チェック内容が分かり、できる限り安全に命を守る1次避難を行うことができるようになります。
\こんにちわ!ふみくんです/
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災害時思い込みは危険!思い込みが被害を大きくしてしまうその原因
2011年3月に発生した東日本大震災は東日本大震災では甚大な被害が発生しました。
被害が大きくなった一因に人の思い込みがあったと聞いたことがある方も多いと思います。
ただそれを意識ができてい居る人は少ないと感じています。
正常性バイアス
実は東日本大震災以前から宮城県沖では30年以内に99%の確率でマグニチュード7~8程度の地震が発生することは予測されており、僕もTVや新聞で見た記憶があります。
ただ平穏な日々が続いていたため、多くの人が「これからも大丈夫だろう」と思い込んでいました。
これを正常性バイアスといいます。
怖いことに正常性バイアスは人数が多いほどかかりやすいといった特徴があり、研究によると煙に気づいた後1人より3人の方が逃げる時間が1分遅くなっています。
地震の後みんなが近くにいるから逃げるのが遅れると考えるとすごく怖いわ💦
アンカリング
また、過去の地震では大きな津波が来なかったことに安心して、津波はここまでは来なかったという「安心感」からしっかりとした避難が行えなかった例もあります。
これをアンカリングといいます。
良くも悪くも日本では地震が多いので無意識にアンカリングしてしまっている場合が多いです💦
凍り付き症候群
人は突発的な災害やアクシデントが起こると恐怖感やショックで心身共に固まってしまい、我をわすれた茫然自失状態になってしまうことがあります。
例えば東日本大震災の時、津波をみて体が動かなくなってしまった人も多くいました。
これを凍り付き症候群といいます。
このような思い込み等にとらわれずに行動するためには正しい知識・日頃の準備・が必要です!
地震が起きた場合どうしよう!場所別の対処法とは
地震が起きた際、僕は学校でテーブルや机の下に隠れるように教わりました。
しかしいつも机やテーブルがあるとは限りません。また机の下に隠れたとしても家や家具の倒壊で逃げられなくなる恐れもあります。
そこで重要なのが「安全なスペース」という考え方です。
「安全なスペース」は『転倒物・落下物が少なく、閉じ込められない場所』の事です。
例えば机の下だと、落下物と転倒物からは身を守れますが、閉じ込められる危険性があります。
1例として家の中での「安全なスペース」玄関があたります。理由は玄関は家具が少なく、柱が多い構造が多いです。スマホアプリの安全速報を聞いたり、小さな揺れを感じたら大きな揺れが来る前に安全な場所に避難しましょう!
安全な場所は各家庭で違うので、自分のおうちの安全な場所は前もって調べておくといいですね
- 転倒物・落下物が少ない場所
- 閉じ込められない場所
自宅にいる場合
台所にいたら
台所は包丁・食器類・冷蔵庫・調理器具・ヤカン・ポット等、危険なものが高い場所にあることが多いので特に危険な所です。
また、ガス調理器や湯沸かし器などもあるので地震が発生した際、揺れが収まるまで待ち火を使っていた場合はできれば消してすぐ脱出してください。
お風呂場やトイレにいた場合
お風呂場やトイレは落下物が少ないですが、ドアが変形して閉じ込められる可能性があります。
そのため地震時はすぐにドアを開けて退路を確保します。揺れが収まるまで待ち、お風呂場では浴槽の中で風呂のふたなどをかぶり、頭部を守りましょう。
衣類やバスタオルをもって安全な場所に移動してから身につけるのが良いです。
外出している場合
建物の中にいたら
出口を確保して靴を履いて安全な場所に避難しましょう。
高層の階では揺れが大きいので窓際から離れて、投げ出されないようにしっかりとしたものにつかまる。
外に出る際は落ち着いて車や落下物に注意しながら出ましょう。
エレベーターの中にいたら
即すべての階のボタンを押してなるべく早くエレベータから降ります。その後安全な場所に避難し、揺れが収まってから階段等で避難しましょう。
もし閉じ込められた場合、非常用電話等で救助を求めます。
連絡が取れない場合、音を立てて人がいることを伝えて助けを待ちましょう。
この際声を出していると体力を消耗するので、防災用のホイッスルや物をたたくなど体力の消耗に気を付けて待ちましょう。
ちなみにエレベータは気密性が低く酸欠にはならないことを覚えておくとよいでしょう。
スーパーやコンビニなどの店舗にいたら
棚が将棋倒しになり、商品が飛び出してくる危険性があります。
揺れを感じたら可能な限り棚から離れエレベーターホールや比較的商品の少ない場所、柱付近に身を寄せましょう。
買い物かご等で頭を守り安全な場所に移動し、その後出口や非常口から避難しましょう。
ビルなどが多い市街地にいたら
建物からガラスの破片・看板・コンクリートなどいろいろなものが落ちてくる可能性があります。
手持ちのバッグで頭や首などを守りながら、車に気を付けて建物から離れましょう。
それができない場合、安全そうな建物の中に身を隠し地震が治まるまで待ちましょう。
地下街にいた場合
非常口や出口を探して避難しましょう。停電となった場合、むやみに動かず非常灯が付くまで待ちましょう。
真っ暗な場合も壁伝いをすれば必ず出口につながります。
怖いのはガス漏れと火災とパニックによる二次災害です。できる限り冷静に!
車に乗っていたら
急ブレーキは危険なので禁物です!
ゆっくりスピードを落として路肩に停車し、揺れが収まるまで待つ。揺れが治まったら安全を確認してから広場や駐車場に移動する。
消防庁は車の緊急用車両を優先するため、ロックを解除してカギおいての避難を推奨しています。
連絡先を書いた紙を見える場所において車検証と貴重品をもって避難しましょう。
高速道路ではハザードランプを付けて前後の車に注意を促してから路肩に停車します。
高速道路は1km感覚・トンネルは400m間隔で非常口があるのでそこから避難する。
火災や崩落があった場合、近くにある非常電話で管理センターに連絡を。
電車やバスの中にいたら
電車は以上を感じたら緊急停止するようになっています。
手すりにつかまり低い姿勢になり、揺れや緊急停止の衝撃に耐えましょう。
停車後は電車・バスの乗務員の指示に従いましょう。
海岸にいたら
身の安全を確保し揺れが治まったら津波警報が出ていなくても高台か近くの高いビルに避難しましょう。
東日本大震災では避難する車が大渋滞を起こしたので、健常者はできる限り徒歩で移動しましょう
津波は繰り返し襲って来て、第一波の後にさらに高い波が来ることもあります。いったん波が引いても絶対に戻ってはいけません。
山間部にいたら
土砂崩れや洪水・季節によったら雪崩の恐れがある為、斜面や崖・沢や谷には近寄らないようにするかすぐ離れましょう。
避難時は姿勢を低くし、ヘルメットや荷物で落石から頭部を守りましょう。
地震直後にやってはいけないNG行動
地震直後は危険な状態です。何気ないいつもの事でも怪我や火災につながることもあります!
ここでは地震直後のNGな行動を紹介します。
部屋の中をはだしで歩く
地震直後は部屋の中に破損した物の破片が散乱している可能性があります。
可能出ればスリッパ等を使用して歩くようにしましょう。
火をつける
阪神淡路大震災では蝋燭に火をつけようとしてガスに引火しての火災が発生しました。
また先に換気をしようとして換気扇のスイッチONも火花で引火の可能性があるので危険です。
電気をつける
地震時の火災で最も多いのが電気火災です。
地震後は電気器具のスイッチを切り、プラグをすべてコンセントから抜きましょう。
停電から復旧したらブレーカーを上げ、1つづつ安全を確認しながらコンセントに差し込みましょう!
ブレーカーを上げる
最近は地震を検知して自動的にOFFとなるブレーカーがありますが地震発生後は可能であればブレーカーをOFFにしましょう!
これは地震からの復旧で電気がONとなった場合、漏電などで出火する「通電火災」を防ぐことにつながります。
急がなくてもよい電話をする
災害後数日間は安否確認で電話回線がパンクすることがある。
不急の電話は控えましょう!
1人で救助活動を行う
自分の安否確認ができたら家族や近所の人の安否確認を!
自力脱出困難者を見つけても1人での救助活動は危険なので「助けて!」周りの人に知らせて手を借りる
とうかいの恐れがある建物からの救出は大工さんや建築士の人の支持を仰いだ方がよい
エレベータで避難する
地震後に動いていても閉じ込められる可能性があるので絶対使用しない!
会社などでも業者が点検を行うまでは使用禁止を推奨しています。
車で避難する
過去には海岸付近から多くの人が車で避難しようとして道路が大渋滞に陥り車ごと流されるケースがあった。
健常者は極力駆け足で避難する。
高台まで行けそうにない場合はビルの4F以上に避難する
避難時のチェック項目
ブレーカーを落とす
ブレーカーがONのままだと電気が復旧した際、漏電または家電製品の電源ONで火災が発生する場合があります。
避難する場合は可能な限りブレーカーをOFFとしましょう!
日ごろからブレーカーの場所を家族で確認などをしておくのもいいですね。
ガスの元栓を占める
ガスの元栓がONのままだとホースの破損やガス機器の故障でガスが漏れる場合があります。
非難する場合はガスの元栓を締めてから非難しましょう。
戸締りをする
避難する場合は盗難なども考えられるので、ドアを締めましょう。
もしカギが閉まらない場合、ドアや窓を釘でうちつけたり、立ち入り禁止の張り紙をしましょう。
懐中電灯や非常食などが入った非常用持ち出し袋を持つ
避難する際は日ごろ準備をしている非常用持ち出し袋や懐中電灯をもって避難しましょう。
ドアに行先の連絡メモをはる
避難した場合、連絡を取りたいけど取れない場合があります。
その為、ドアに行き先を記した連絡先のメモを置きましょう。
また無事を知らせるタオルを巻くのも有効です。
近所に声をかける
避難する場合はできればご近所さんに声をかけてから非難しましょう。
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